「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の狙い

ソフトバンクといえばお父さん犬

ソフトバンクといえばお父さん犬

バフェット氏が大好きな夫(ゆるまさ君)。
帰宅早々、いそいそとMacbookで動画を見はじめました。
見ていたのは、
「11月8日に行われたソフトバンクの2107年3月期第2四半期の決算発表」
見終わるや否や、ソフトバンクの狙いを熱く解説してくれました。
【以下、バフェット大好き ゆるまさ談】
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ソフトバンク、2017年3月期第2四半期決算を発表

まずはソフトバンクが発表した決算動画をみてみよう。
約1時間程度あるので、TVドラマを1本みるつもりでどうぞ。
http://www.softbank.jp/corp/news/press/sb/2016/20161107_04/

ソフトバンクの事業構造

今回の決算での孫正義社長の説明を受けて、
改めてソフトバンクの事業構造を僕なりに整理してみた。
ソフトバンクは、
主にソフトバンクモバイル、スプリント、ARMの3つの事業ドメインからキャッシュフローを稼ぎ出し、そこで得た利益を投資へ回していくというものだ。
現在、前者の3つの事業ドメインからの稼ぎは年間約5,000億円で、
これらのほとんどはソフトバンクモバイルによるものであり、
スプリントからの稼ぎについては再建の目処が立ちつつあり今後上昇傾向、
ARMからの稼ぎについてもIoT時代の進展とともに今後上昇傾向にあるという格好だ。
現状、ソフトバンクモバイルからの稼ぎだけで年間約5,000億円あるのだから、これに経営再建したスプリントからの稼ぎ(ソフトバンクモバイルと同等の約5,000億円と想定)を加えると、ソフトバンク総体としての稼ぎは1兆円になる。ARMからの稼ぎは現状数百億であるが、IoT時代の進展とともに利益は倍々ゲームで増えていき、先の1兆円と加えると、ソフトバンク総体としての稼ぎは1兆円を軽く超えていくことが想定される。
純利益を1兆円超える企業の時価総額は、業態にもよるであろうが、大体10兆円から20兆円ほどであろう。
このことは今後のソフトバンクの株価を想定する上でのひとつの指標となりえる。
ただし、ソフトバンクの事業は
ソフトバンクモバイル、スプリント、ARMの3つだけではない。
これに投資収益が加算されてくる。
これまではこの投資行動はソフトバンク単体で行われていたが、
これ以上の借入金を増やさないため(ソフトバンクの有利子負債は現時点でおよそ約10兆円ある。)にと、孫正義社長が考え出したのが以下のソフトバンク・ビジョン・ファンドである。

ー時価総額と同等の有利子負債があるわけですか(妻 心の声)ー

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの狙い

これはソフトバンクが情報革命をテーマとする分野に出資することを目的として設立する約10兆円のファンドだ。
このうち、ソフトバンクの出資額は2.5兆円。
これにサウジアラビアの政府系のファンドが4.5兆円の出資を表明しており、
残る3兆円超についてもおおよその目処はついているらしい。
そして、この投資活動による収益はソフトバンクの連結決算の対象となっており、
ファンドの出口としては10年超を想定という算段なのだそうな。

ー孫社長の引退話はやはり当分なさそうですね(妻 心の声)ー

ここで、ソフトバンクの孫正義社長の狙いについてかなり大胆な予測をしてみる。
今回の決算発表での孫正義社長の話によれば、
ソフトバンクのこれまでの投資収益は約20年で年率約45%らしい。
そして驚くべきことにこれはアリババ抜きにしても同等の年率で収益を出しているとのことである。仮にこのソフトバンク・ビジョン・ファンドがこれまでと同様の年率で収益を上げたとしよう。ファンドの規模がデカすぎるので、仮に年率36%にまで下がったと仮定する。
ファンドの収益は2年で2倍、4年で4倍、6年で8倍、8年で16倍、10年で32倍
と2年ごとに倍々ゲームで増えて行く計算になる。(※「72の法則」…年率36%で資産を増やしていくと、72÷36(%)=2(年)で資産が倍になる。)
元が10兆円のファンドなので、このファンドの規模は、
2年で20兆円、4年で40兆円、6年で80兆円、8年で160兆円、10年で320兆円となってくる。
とてつもない数字であるが、
今後やってくるIoT革命が本当に過去にイギリスで起きた産業革命と同等以上のものであると仮定するのであれば、
そしてこのファンドがこうしたIoT革命に狙いを定めて集中的に投資する性質のものであることを勘案すれば、
これは決して荒唐無稽な話ではないと僕は思う。

話は少し脱線してしまったが、
このファンドからソフトバンクが得られる収益は、ファンドからの利益の約4分の1であるから、2年で2.5兆円(=(20兆円−10兆円)×1/4)、4年で7.5兆円、6年で17.5兆円、8年で37.5兆円、10年で77.5兆円である。
PER10として時価総額に換算すると、2年で25兆円、4年で75兆円、6年で175兆円、8年で375兆円、10年で775兆円ソフトバンクの時価総額に加算される算段になる。
かねてよりソフトバンクは時価総額200兆円達成を標榜しており、
今回のソフトバンク・ビジョン・ファンドが、その目標到達のための布石であるとするのであれば、ソフトバンクの投資家としては、孫正義社長がこのスーパー ドン・キホーテ マネーゲームを華麗に攻略するのを、心躍らせながら待つのがいいと思うのであります。

ー風車に戦いを挑むほど無謀ではなさそうですが、
そんな綺麗に倍々に増えますかねえ(妻 心の声)ー

まとめ:
ソフトバンクは時価総額200兆円への道を歩み始めた

以上を一言でまとめるならば、ソフトバンクは時価総額200兆円への道を本気で歩み始めた、ということになるね。
現時点でのソフトバンクの時価総額は約7兆円だから、これが30倍程度にまで拡大する算段ってわけだ。こうやって夢を持ちながら株式投資するのって楽しいね。

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【以上、バフェット大好き ゆるまさ談】
孫社長はプレゼンがお上手ですね。
感化されやすいゆるまさ君は株主総会や決算発表を聞くたびに
目を輝かせて、これはいける!と鼻息荒く語っています。

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