【比較】「シーゲル流配当再投資戦略」と「S&P500連動インデックス投資」

株価チェック!

バフェット氏が大好きな夫(ゆるまさ君)。
先日S&P500に連動するインデックス投資を行うと啖呵を切ったものの、
またもや迷いが出てきたようです。
舌の根の乾かぬうちに、とはよく言ったものです。
まあ迷った挙句、結局S&P500連動インデックスへの投資に落ち着いたみたいですが。

【以下、バフェット大好き ゆるまさ談】
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シーゲル流配当戦略投資

S&P500連動インデックスへの投資が、

  • 30年で8倍
  • 40年で16倍
  • 50年で32倍

のリターンを生むことは過去200年の歴史が証明している。(利回り7.2%と仮定)
米国の資本主義が崩壊しない限り、これは歴史に裏付けられたかなり確度の高い推論だ。
ところが、このS&P500連動インデックス投資の結果を上回る投資戦略を見つけた人がいる。
それがジェレミー・シーゲルだ。
彼の主張によれば、S&P500採用銘柄の中のうち、

  • 高配当銘柄
  • 生活必需品セクター銘柄
  • ヘルスケアセクター銘柄

への配当再投資戦略による投資は、
S&P500連動インデックス投資のリターンを上回るという。
その理由は、上記の銘柄は、不況時でも減配しないゆえ、
下落相場の株価が低迷している時であっても
配当金による再投資により株数を増やせるので、
上昇相場に転じた時の上がり幅が大きい、
ということのようである。
シーゲルは、
このシーゲル流配当再投資戦略のリターンが、
S&P500連動インデックス投資のリターンを数%上回り、

  • 30年で16倍
  • 40年で64倍
  • 50年で128倍

となることを、過去50年のデータに基づき立証している。(利回り10%と仮定)
この結果だけをみると、S&P500に連動したインデックス投資ではなく、
シーゲル流の配当再投資戦略による投資を試みたくなるかもしれない。
しかし、シーゲル流の配当再投資戦略には欠点もある。

シーゲル流配当再投資戦略の欠点

シーゲル流配当再投資戦略の欠点1:
(歴史が浅い)

S&P500連動インデックスのパフォーマンスが利回り7.2%程度であることは
200年の歴史が証明している。
しかしながら、シーゲル流インデックス投資の高いパフォーマンスについては、
シーゲルが50年程度の歴史から実証したに過ぎない。
これまで50年続いてきたことが、これからも続くとは限らないのだ。
そう考える根拠はこの後の記述で述べていく。

ー近頃は「100年に一度」なんて枕詞もよく聞きますしね。
50年では、
まだまだ(妻 心の声)ー

シーゲル流配当再投資戦略の欠点2:
(シーゲル銘柄は50年で配当余地がなくなったかも)

シーゲル銘柄として有名な銘柄は、生活必需品セクターやヘルスケアセクターに多い。
コカコーラ、P&G、フィリップモリス、ウォルマートなどが有名だ。
しかしながら、これらの銘柄は約50年にわたって増配を続け、
配当性向が100%近くに達しており、これ以上の増配余地がない。
しかもこの50年という期間は、ちょうどシーゲルが調査した期間と重なる。
つまり、これまでの50年間で達成した高パフォーマンスを、
増配余地がなくなった今、今後も永続的に続けられる可能性は100%とはいえないのだ。
実際、僕の尊敬するバフェットは、長年保有してきたP&Gやウォルマートといった
銘柄を売却している。あれほど愛しているといっていたコカコーラについても、
売却をほのめかす発言をしたりもしている。

ー50年間も増配を続けたこと自体がすごいと思ってしまいます(妻 心の声)ー

シーゲル流配当再投資戦略の欠点3:
(銘柄選択にあたって選球眼が必要)

ただ、生活必需品セクターやヘルスケアセクターの中の全ての銘柄が増配余地を
なくしているかというとそうではない。
また、生活必需品セクターやヘルスケアセクター以外の銘柄であっても、
今後はITセクターの銘柄にも高配当連続増配銘柄が増えてきている。
したがって、うまく銘柄を選べば、
シーゲル流配当再投資を今後も継続していくことは可能だ。
ただし、そのためには銘柄を選択する選球眼と、その選球眼を信じて選んだ銘柄を
永続的に保有する精神力・忍耐力が必要となってくる。
凡人にはなかなか難しいことだとは思うね。

ー特に、ゆるまさ君にはその「忍耐力」が圧倒的に足りませぬ(妻 心の声)ー

シーゲル流配当再投資戦略の欠点4:
(実践者ロナルド・リード氏のパフォーマンスはS&P500連動インデックス投資を下回る)

シーゲル流配当再投資戦略の実践者にロナルド・リード氏という方がいた。
彼は、ガソリンスタンドの店員という立場ながら、37歳で投資を開始し、
ウォールストリートジャーナルなどを愛読書に銘柄に関する勉強を一生懸命しながら、
コツコツと節約を続け、その資金でひたすら優良株を買い続け、買ったら売らず、
配当を再投資し続け、92歳でこの世を去る時には9億円もの資産を残し、
一時米国のメディアを賑わせたんだ。
まさにシーゲル流配当再投資戦略の申し子と言われたわけで。
ただ、彼の株式パフォーマンスをよくよく検証してみると、
S&P500連動インデックス投資を下回っているらしいんだ。
これはシーゲル流銘柄を見つけ出すことを見出す難しさを示す
エピソードして、僕は記憶の引き出しにしまっている。

ーそうは言っても、老後に億越えの資産があれば万々歳ですね。
私たちの老後は、ただでさえ納めてる額より年金のもらえる額が減りますし、
下手したら受給年齢もどんどん引き上げられて
その年齢まで生きていられるかすら、自信ありません(妻 心の声)ー

まとめ:
「シーゲル流配当再投資戦略投資」と「S&P500連動インデックス投資」との比較

まとめると、パフォーマンスとしては、
「シーゲル流配当再投資戦略投資」が「S&P500連動インデックス投資」が上回るが、
そのためには的確な銘柄選球眼が必要となるため、凡人にとっては、
「S&P500連動インデックス投資」で十分ということになる。
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【以上、バフェット大好き ゆるまさ談】
短期売買をしていた頃に比べ、S&P500投資に切り替えてから時間に余裕ができたのか、
またフラフラと色んな投資方法に目移りしている ゆるまさ君。
今回検討していたシーゲル流配当再投資戦略について、
少なくとも確実に言えることは、ゆるまさ君には
[自分の選んだ銘柄を長期保有し続ける精神力・忍耐力がない]ので
向いていない。
ということでしょう。投資方法って性格が如実に反映されます(笑)

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